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昭和30年代に一世を風靡した映画「二等兵物語」や「駅前シリーズ」に主演し、「飢餓海峡」では、毎日映画コンクール男優助演賞を受賞するなど、日本映画史に残る喜劇俳優として活躍した山形県出身の伴淳三郎(1908−1981)を紹介する「山形が生んだ喜劇俳優 伴淳三郎展」が6月14日と15日の両日、山形市のやまがたクリエイティブセンターQ1(旧:第一小学校)で開催されました。
主催したのは、長年、伴淳三郎が出演する映画作品を愛し、伴淳三郎に関連する資料を収集してきた山形市在住の田中秋廣さんです。伴淳三郎が昭和56年(1981)に亡くなって以来、40年余りが経過しましたが、若い人たちにも「伴淳」の魅力を知ってほしいとこの展覧会を開催したものです。会場には、伴淳三郎の出演映画のポスター、書籍、雑誌、伴淳三郎が書いた色紙、書、あゆみの箱の社会活動、新聞記事など約70点が展示されました。展示品は「手にとって見てほしい」との思いから、テーブルの上に置く工夫もされています。また、手回し蓄音機で、伴淳三郎による昭和の懐かしい歌声も聞くことができます。
初日の午後3時からは、講演「伴淳三郎先生を語る」と題して、元伴淳三郎の付き人として、山形県を訪れた時にお世話をした佐藤誠さん(上山市在住)が、ラジオ&シネマ パーソナリティー・ライターの荒井幸博さん(山形市在住)とトーク形式で約1時間にわたっていろいろなエピソードを紹介しました。
この講演会には、伴淳三郎を知る上山市の元旅館女将や米沢市で伴淳三郎が出演する映画を毎年上映している「伴淳の会」の会員、市民ら約30名が集まりました。