米沢に春の訪れを告げる風物詩、「米沢上杉まつり」の皮切りとなる開幕祭が4月29日、伝国の杜周辺で行われました。8時半からオープニングセレモニーが行われ、小嶋彌左衛門実行委員長による開幕宣言、近藤洋介米沢市長の挨拶が行われました。
続いて鏡開き、上杉太鼓保存会による開幕太鼓、藤美会会員による奉納舞踊が行われ、華やかなお祭りがスタートしました。ステージイベントでは歌や踊りが披露され、市民や観光客が芝生に座り楽しんでいました。
午前10時からは上杉謙信を祀る上杉神社で、上杉家第17代当主上杉邦憲ご夫妻を迎え、上杉神社例大祭が行われました。午前11時15分からは米織会館をスタートした民踊流しが伝国の杜前広場までの650メートルのコースで行われました。民踊流しには参加団体、人数とも昨年を上回る20団体約700名が鮮やかな衣装に身を包み、米沢新調と花笠音頭を交互に踊り歩きました。
4月29日の気温は、午前10時には20度を超え、午後1時に最高気温となる27.9度を記録して、絶好の行楽日和となりました。上杉神社周辺では多くの屋台が軒を並べて、米沢の味を楽しんでいました。