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第45回米沢牛枝肉共励会、販売額が過去最高を更新

1 米沢牛銘柄推進協議会(会長 近藤洋介米沢市長)が主催する第45回米沢牛枝肉共励会が、4月18日、米沢市食肉市場(米沢市万世町片子)で行われた。市場関係者、購買者らが威勢の良い手締めでセリを開始した。
(写真右=米沢牛枝肉市場の資料写真)

 今回の共励会には、24社(前年同時期24社)が購買に参加し、75頭(同75頭)が上場された。等級割合は5等級が92%で、非常に高品質な枝肉が揃っての開催となった。
 販売金額は1億1,050万9,537円(税抜)で、前年の1億1,038万3,404円(税抜)を13万6,223円上回り、春の共励会としては過去最高だった昨年の記録を更新した。
 物価高騰の影響によるものか、全国的に高級和牛の引き合いが弱いという報道がある中で、米沢牛市場は価格が落ち着く1〜3月も高値を維持しており、新型コロナが5類に変更となり初めて迎える今年のゴールデンウィーク期間には、大勢の人出が見込まれることもあって消費の拡大を見越して活発な取引が行われた。
 
 最優秀牛は、A-5等級、BMS12、脂質等が優れた高畠町の鈴木畜産が生産した米沢牛(黒毛和種、雌、401㎏)が選ばれ、株式会社米澤佐藤畜産(米沢市)が落札した。最優秀牛の単価は、5,483円/㎏(税込)、金額は219万8747円(税込)だった。
 また最高単価、最高金額の枝肉は、生産者が株式会社米澤佐藤畜産、購買者が株式会社登起波が落札し、最高単価は5,954円/㎏(枝肉、税込)、最高金額は227万4,443円(税込)だった。
 またキログラムあたり平均単価は、3,276円(同3,339円、税込)、1頭あたりの平均金額は、159万1,337円(同158万9,521円、税込)と昨年より0.11%上回った。各等級別では、A‐5は3,292円(同3,385円、税込)、A‐4は3,069円(2,866円、税込)だった。