その昔母の形見や馬酔木咲く 石口達郎 馬酔木花下向きたりて恥ずかしげ 小川孝子 春温し馬酔木の庭や遠まわり 佐々木清子 馬酔木咲きその名広めて身の果報 佐藤和雄 遠き日の馬酔木の鈴の聞こえくる 永井しげ子 花馬酔木読み書き知るも今だ観ず 濱田洋子 探し物小鈴鳴る馬酔木かな 藤田道幸 山門に月光満ちて花馬酔木 山口雀昭