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地球上空400㎞を秒速7.9㎞で周回するISS(国際宇宙ステーション)とアマチュア無線で交信を行う「米沢五中・スクールコンタクト再チャレンジ」が、5月29日18時から山形県立米沢興譲館高校・セミナーハウスで行われました。
これは米沢市立第五中学校閉校記念イベント(令和7年3月に閉校)として、NASA(アメリカ航空宇宙局)が行う無料の教育プログラム、ARISS(AmateurRadio on the International SpaceStation)スクールコンタクトとして、米沢スクールコンタクト実行委員会(玉橋博幸実行委員長)が主催したものです。
このイベントは、3月28日に一度行われましたが、この時はISSから呼び出されたこちら側のコールサインが申請したものと異なり、交信不成立となっていたことから、この日再チャレンジとなったものです。
セミナーハウスには、旧米沢五中生15名を始め、元第五中校長の田畑広志先生、指導した奥山衛教諭、保護者、アマチュア無線関係者ら約40名が集いました。はじめに18時から開会行事を行い、玉橋博幸実行委員長が挨拶、参加生徒やスタッフの紹介、ISSの飛行ルートやアンテナを向ける方向や仰角などが説明されました。ISSとの直線距離は、北海道帯広付近で約700㎞程度となります。
18時23分の交信スタート10分前からカウントダウンを始め、室内は緊張に包まれました。ISSは、シベリア上空から入り、北海道帯広付近を通過し、西太平洋上空を飛行し、交信可能時間はわずか10分です。
玉橋さんがコントロールオペレータとなり、18時23分にISSのコールサイン「OR4ISS」を呼び出すと、ISS船長の大西卓哉さんからの応答の声がはっきりと聞こえてきました。玉橋さんが英語での交信を求めると、大西船長から了承の応答がありました。生徒たちは、「仕事をしていない時間には何をしていますか」とか、「宇宙食の賞味期限はあるのですか」など英語で質問を行いました。最後の15人目は信号が消失してしまう地域にISSが移動してしまい、残念ながら交信ができずに終了しました。
終了後、生徒たちは一人ひとり感想を述べ、1回目の交信が不成立になったものの再チャレンジで成功したことに、失敗を恐れずにチャレンジすることの大切さを次々と述べ、人生での貴重な経験となったようでした。