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公益財団法人農村文化研究所(遠藤宏三理事長)などが主催する第38回農村文化ゼミナール・第4回置賜未来塾が8月2日午後1時から、米沢市の伝国の杜を会場に開催される。今年は戦後80年の節目であることから、テーマとして、「満蒙開拓ーそのとき、何がおきていたのかー」とした。
第一部は、基調講演として、筑波大学名誉教授の伊藤純郎氏が『満州に渡った女性たちー満蒙開拓青少年義勇軍と「大陸の母・姉」』として、1時間にわたり講演を行う。
続いて、第二部では、4人のパネリストがそれぞれ問題提起を行う。発表1は、庄内地域史研究所所長の三原容子氏、発表2が元小学校教諭の小田悟志氏、発表3が体験者の山口邦子氏、発表4がライターの佐藤良一氏。その後、第三部では、総合討論に移る。
昭和6年の満州事変、それに続く昭和7年の満州国建国に伴い、日本政府は満州(現在の中国東北部)に日本各地から国民を「満蒙開拓団」として、食料の増産のために送り出した。長野県、山形県は開拓団の人数が多い県である。終戦直前に、ソ連軍が日ソ不可侵条約を破り、満蒙地区に攻め入り、開拓団には日本への引揚の途中で多くの悲劇が起きた。今回のパネリストには、体験者がいることから当時の生の話が語られる。戦後世代が国民の大多数を占めるようになった現在、満蒙開拓を過去の話とするのではなく、日本人はなぜあのような戦争に向かっていったのか、現在に生きる私たちは確認する必要がある。
米沢市六郷町にある公益財団法人農村文化研究所の敷地内には、戦争資料館があり、戦時中の召集令状や戦地からの手紙などが展示されている。
ゼミナールの定員は、先着80名。料金は500円(資料代として)
問い合わせ (公財)農村文化研究所 TEL 0238−37−5362
Mail:noubunken@gmail.com