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令和3年10月に、『最上川流域の紅花システム 歴史と伝統がつなぐ「最上紅花」』が世界農業遺産に認定申請されたことを契機として、米沢の紅花の次世代への継承と地域経済の活性化を図ることを目的に、米沢市が資金を提供し、令和4年4月から令和7年3月まで「最上川源流よねざわ紅花プロジェクト事業」として、生産から加工、販売、観光、文化、教育、景観などの様々な取り組みが行なわれている。
(写真右=挨拶する近藤洋介米沢市長)
令和6年度最上川源流よねざわ紅花プロジェクト推進協議会総会が、4月30日、置賜総合文化センターで開催され、来賓や会員ら30名余りが出席した。
はじめに、最上川源流よねざわ紅花プロジェクト推進協議会会長の近藤洋介米沢市長が挨拶し、「世界農業遺産の登録を目指す山形県の動きと一体となって、生産、加工、販売、教育、文化、観光の取り組みを一体的に行い、米沢市としてこのプロジェクトを前に進めていきたい」と述べた。
令和6年度事業計画では、市内外に「米沢に咲く、紅花。」の魅力を幅広く発信し、認知度を高め、米沢の紅花の更なる磨き上げを図るため、これまでの取り組みに加え、地元住民や学生、企業などが連携した米沢ならではの取り組みの範囲を広げる。
内容としては、大学生の活動に加え、市外在住者による紅花摘みボランティア活動の検討、紅花栽培〜紅餅づくり・紅花染め体験〜紅花の活用など多様な授業の検討、コミセンでの紅花体験(料理教室等)の際、材料(乱花・紅餅)の提供、紅花スイーツコンテスト受賞レシピの活用(市内菓子店による商品化)、紅花の伝統を繋ぐ製品開発支援事業、紅花料理のアイディアレシピで生まれた新たな紅花商品の販売会、紅花畑オーナー制度、首都圏での紅花アレンジメントの展示スペース検討、米沢織きものグランプリ7/13−14との連携などが主なものとなる。新規事業では、県や他市町と連携した認定記念イベントを検討している。
メインイベントとなる紅花まつりは、7月20日(土)午前10時から午後3時まで、山上コミュニティセンター周辺、山形新幹線沿線紅花畑、他で予定し、同日夜5時半〜午後8時まではライトアップコンサートを羽黒神社で開催する。(写真右=令和5年に開催された紅花まつりでの体験ブース)
プロジェクトの事業費は、670万円を計上した。うち、米沢市の負担金は、667万6000円。紅花まつりに関する予算は、283万円となっている。
総会の中で、昨年夏に世界農業遺産認定申請が却下された件について質疑があり、山形県農林水産部園芸大国推進課の担当者から、「今、農林水産省と協議を行い、7月の再提出を目標に修正作業を行っている。世界農業遺産の審査は新型コロナの影響があり中々進んでおらず審査待ちの状況で、7月に再提出したとしても今年度内に認定というところまで行けるかきびしい状態だが、認定申請書の修正をできる限り早く行いたい。」との発言があった。