newtitle

画像04が表示されない
竹田 歴史講座

▲トップページへ戻る

公立置賜南陽病院 新病院竣工式と内覧会




 南陽市宮内にある公立置賜南陽病院(横澤秀一院長)は、建築後約50年が経過し、老朽化への対応や設備の更新等が課題となっていましたが、昨年6月1日に現病院の隣接地へ新病院の全面改築工事(本体工事)が始まり、今年4月26日に完成しました。そして6月17日の新病院開院を前に、6月9日、新病院の竣工式が行われました。
 竣工式には、中山順子置賜広域病院企業団企業長、白岩孝夫南陽市長、工事関係者ら約50人が出席しました。はじめに熊野大社、北野宮司が斎主を務めて神事が行われ、玉串を奉奠し、新病院の安全を祈願しました。続いて各代表の挨拶やテープカットが行われ、新病院の内覧会が行われました。
 新病院は、平成12年に開院した公立置賜総合病院のサテライト医療施設で、災害への対応を始め、患者とスタッフそれぞれの移動しやすい動線の確保や、アメニティやプライバシーへの配慮、木材を利用した安らぎのある空間づくりなど、高齢者や患者に優しい病院がコンセプトになっています。
 施設は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、地上2階建てで延床面積は約3,677㎡あります。診療科は、内科、外科、整形外科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、リハビリテーション科の8科で、精神科、小児科は休診です。
 2階に病床やリハビリテーション科が配置され、病床数は50床(4床室×11室、1床室×6室)です。スタッフステーションが建物の中心に配置され、幅広い病棟廊下や、ゆったりとした病室内は採光や眺望に配慮された大きな窓が特徴です。
 6月17日より新病院で外来診療が始まり、以降、旧病院の解体・外構工事を経て12月20日にグランドオープンの運びです。総事業費は24億600万円となっています。 
 竣工式当日午後には、一般市民向けに内覧会が開催されました。

(2019年7月2日18:50配信)