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英語入りの現代文で「上杉鷹山」を謡う


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 上杉鷹山を米沢の伝統文化である米沢金剛会師範たちが謡で語るという一風変わった公演が、7月15日(土)、米沢市の伝国の杜置賜文化ホール「能舞台」で開催されます。公演まで2週間余りとなった6月27日、リハーサルが公開されました。
 米沢藩中興の名君といわれる上杉鷹山は、元アメリカ大統領ジョン・F・ケネディも尊敬していたとされ、平成26年9月、米沢を訪問したケネディ元大統領の娘キャロライン・ケネディ駐日米国大使(当時)が伝国の杜で、米沢市民を前にスピーチしました。
 今回の公演は、新作現代文「『上杉鷹山』を謡う」と題し、鶴岡市出身で、静岡大学名誉教授、国際融合文化学会会長を務める宗片邦義氏が原作を書き、謡の節は米沢金剛会師範会の川合重穂代表と、米沢金剛会の金子晃幹事長の2人が作りました。
 公演のきっかけは、昨年12月、宗片氏から川合代表に、新作を米沢で上演したいという手紙が届き協力を求められましたが、米沢金剛会として金剛流宗家の許しが必要だとして一旦は断ったそうです。しかし、宗家から川合代表に「大変よろしいのではないですか」と電話があり、宗家の許しが得られたことから公演に向けて走り出したものです。この3月から節を作り4月に一通り完成しましたが、それ以降も何度も修正を加えているそうです。
 ストーリーは、アメリカ人旅行者が米沢を訪れ、米沢人が上杉鷹山の偉大な業績や生涯のことを紹介します。所々で上杉鷹山の影武者が現れます。尺八の素朴な音が響きわたる中、謡の内容に合わせた映像が入り、英語で語られるなど、これまでの金剛流謡の世界からは考えられない奇抜な構成です。
 出演者は、米沢金剛流で師範の資格を有する方々で、役者3人に加え、地謡4人、英語の部分は、米沢市で英語を指導している今井コレットさんが担当します。この公演はすべて謡で行い、能や仕舞は行いません。上演時間は45分〜50分です。
 7月15日の公演では、第一部で原作者の宗片氏、中川勝米沢市長、佐藤嘉一米沢市芸術文化協会会長の3人が鷹山公に関するトークを行い、第二部で米沢金剛会による謡・仕舞、伝国の杜子ども狂言クラブによる狂言が披露されます。第三部で、新作現代文「『上杉鷹山』を謡う」が行われ、世界初公演となります。
 開演は7月15日13:30(13:00開場)で、入場料は大人1,000円、高校生以下無料(整理券要)となっています。当日、入場者には詞章が配布されます。チケットは「伝国の杜」、「米沢市芸術文化協会 ナセBA内」で取り扱っています。

問い合わせは、米沢金剛会師範会 川合重穂さん 電話 0238−23−1866

(2017年6月28日22:55配信)