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置賜総合支庁は、11月1日、一般国道287号米沢長井道路「米沢北バイパス工区」(米沢市窪田町藤泉〜六郷町桐原地内)の区間について、令和5年12月2日午後2時から供用を開始すると発表した。
(写真右=米沢市窪田町藤泉付近)
同工区は、平成16年度から事業を開始し、事業延長は3,400メートルで道路の幅員は6.5メートル(一部10.5メートル)、うち600メートルはすでに供用済となっており、新たに供用されるのは2,800メートルとなる。供用区間には、鬼面川を横断する長さ275.7メートルの豊穣橋が含まれる。
この開通により、川西町方面から米沢北ICへの乗り入れが容易になるほか、米沢市役所など米沢市中心部に入る際に、現在は米沢市成島町、塩井町、徳町付近で発生している交通渋滞の緩和にも寄与することが期待されている。事業費は約63億円。
供用開始に先立ち、当日午前10時から米沢・川西間広域道路建設促進同盟会主催の開通行事が行われる。
現在、一般国道287号米沢長井道路は、川西町西大塚から米沢市六郷町桐原地内までの工事も進行中で、このうち川西町西大塚から高畠川西線(2.9キロメートル)までは、令和5年度中の供用を目指している。置賜総合支庁建設部道路計画課によれば、残る高畠川西線から六郷町桐原地内まで(6.8キロメートル)の開通は現在の所未定とのことである。