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竹田 歴史講座

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国道13号「津久茂橋」(高畠町)掛替の事業化決定
 


tsukumo-1 3月25日、高畠町は同日、国土交通省が「一般国道13号津久茂橋架替」について、令和4年度新規事業化箇所に決定したと発表した。
(写真右=津久茂橋)

 高畠町津久茂地内を通る一般国道13号は、物流・観光・医療・災害時の緊急輸送路として重要な役割を担っている幹線道路。1級河川和田川に架かる橋「津久茂橋」は、昭和38年の架設以来、今年で満59年となることから老朽化が目立ち、高畠町は町重要事業として、国、県に対して地域住民とともに耐震性の高い橋梁への架替を要望してきた。
 津久茂橋は、令和3年度から事業着手した東北中央自動車道高畠スマートインターチェンジ(仮称)にも近く、災害に強い物流網としての役割は、スマートインターチェンジが完成することで益々大きくなる。
wadagawa 令和元年(2019)10月に置賜地方に大きな被害をもたらした台風19号は、同地区を通る和田川が氾濫して民家の床上浸水の被害を引き起こしたことから、応急対策は実施したが、今後、国と和田川を管理している山形県が連携して河川の拡幅や、コンクリートでの築堤、堤防の嵩上げなどを計画していた。今回の津久茂橋の架替は、その河川整備計画と合わせたものとなる。(写真上=津久茂橋付近の和田川)
 津久茂橋架替工事計画の詳細は未定だが、令和4年度から調査設計に入り、用地の借り上げ、仮橋の建設などを進めていく予定。
 寒河江信高畠町長は、津久茂橋架替の事業化決定を受けて「今後は、地域経済を支え、地域の活性化と発展、更には防災力の向上にも大きく寄与する新たな津久茂橋の早期完成に向け、町といたしても円滑な事業推進が図れるよう全力で取り組んでまいります。」とコメントを出した。