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4月26日

本紙連載 尾﨑世一氏の自叙伝出版を祝う

 本紙に自叙伝を連載中の(株)米沢食肉公社代表取締役社長尾﨑世一氏の喜寿と自叙伝『わが人生を顧みて』の出版を祝う会(発起人代表・佐藤ひさし米沢市議会議長)が20日、東京第一ホテル米沢で開催された。安部三十郎米沢市長をはじめ、置賜地方の首長や議員、米沢牛の生産と販売、商工観光などの関係者のほか、尾﨑世一氏の先祖で、戦国武将尾崎氏のルーツのある長野県飯山市の長瀬哲教育長ら4人を含む約90人が出席した。

戦国武将 尾崎氏のルーツを遡る

 祝賀会では日本国歌に続き、明治初期に米沢の興譲館洋学舎に教師として赴任した英国人で、米沢牛の恩人と言われるチャールズ・ヘンリー・ダラスを称え英国国歌を斉唱。発起人代表の佐藤ひさし米沢市議会議長が「尾﨑さんは全国各地のと畜市場で食肉格付員として、国民と食肉の安全のために頑張ってこられた。動物は死んで皮を残すというが、尾﨑さんは3冊目の本を出されて素晴らしい。全国市長会に参加すると、米沢牛のある米沢はいいところだと言われ、市民として誇りを感じる」と挨拶した。

 続いて、鈴木憲和、近藤洋介の両衆議院議員、酒井彰米沢商工会議所会頭、飯山市の長瀬哲教育長がそれぞれ祝辞を述べた。

 著者の尾﨑世一氏は「昭和44年3月、父と商売上の意見に相違が生じ、家業の跡取りから離れたが、今考えると、父には申し訳なかったという気持ちは歳月を経ても消えることがない。しかし、これは宿命であり、人生であったと自分に言い聞かせている。(晩年の父への対応で)二泊三日の北海道旅行、夫婦で誠意を持って支援したことで悔いは残っていない。世間を広く見聞し、少し大人になって再び古里に帰り、現在の仕事に就くことができたことは非常に光栄なことと感謝している。今後はマイペースで生きて行きたい」と謝辞を述べた。

 引き続き、「戦国武将尾崎氏と米沢牛の恩人C・H・ダラスを語る」をテーマに、長瀬哲教育長、安部三十郎米沢市長、高岡亮一元南陽市議会議員、伊藤精司米沢市農業委員会会長、尾﨑世一氏がパネラー、本紙成澤礼夫社長がコーディネーターを務め、ステージ座談会を開催した。

 アトラクションでは、日本の銘柄牛「米沢牛」、「神戸牛」、「飛騨牛」の中から米沢牛を当てる食味クイズやその試食会を行い、終始なごやかな雰囲気だった。