米沢日報

企画・特集記事

KMAポプラフレンズ 代表 塩川 智子氏


 米沢発の社会貢献アイドルの育成事業を立ち上げたKMAポプラフレンズ代表の塩川智子氏に、これまでの経過と今後の夢について伺った。

ーー社会貢献アイドルとは一体どのようなものですか。

塩川氏 この度、ドリームアイドル第一期メンバーとして、45名の応募者の中からオーディションを行い、山形、南陽、飯豊、高畠、そして米沢市の小・中・高校生、9歳から18歳までの21名を選考させていただきました。具体的には、歌とダンスを主体としたボランティア活動で、施設慰問や、地域活動などお手伝いを行うアイドルユニットとしてこれから活動していきます。

 「歌とダンスがボランティアに繋がるのか」とのご意見もありますが、彼女達が歌うこと、そして踊ることで、たくさんの方々を元気に、そして笑顔にできると考えています。

 また、彼女たちを通して米沢市民の方たちに清掃活動や地域活動などのボランティア活動に関心を持っていただき、共に活動できる環境を作り上げていきたいと思っています。

 今年度のメンバーを第一期生として、次年度二期生、三期生と毎年募集をしていくことで、より多くの子供さんに社会活動や市の事業に参加する機会を与え、山形を代表するジュニアリーダーの育成につなげたいと期待しているところです。

 これから抜ける子がいたり、新しく入る子がいたりするとは思いますが、なにより、1回でも社会活動に触れてもらい、少しでも多くの子どもたちが関わることが重要です。そういった機会を与えることこそが、次世代のジュニアリーダーの育成に繋がると思います。

ーーご当地の社会貢献アイドル誕生のきっかけはなんですか。

塩川氏 2002年の学校完全週5日制導入を機に、南部地区の子供たちをサポートできないかとの思いから地域の有志で結成した「青少年育成サークルポプラフレンド」が始まりです。

 それは、地域の方々を講師に土曜日講座を展開するというもので、田植えやかかし作り、笹巻き作りなど様々な体験学習のほかに、手話コーラスとダンスの講座も毎年開催し、米沢市生涯学習フェアや施設慰問で披露させていただいていたことがこの度のアイドルユニットプロジェクトにつながりました。

 8年間続いてきた活動も、参加人数の減少や仕事の関係で2010年に一区切りつけることになりましたが、その時思ったことは、より多くの人に参加してもらいたいという想いでした。「AKB48」のようなアイドルグループを作れば、中高生が興味を持ってもらえるかもしれないと考え、今までの小学生を対象としたものから、中高生までに広げ、社会貢献の輪を繋いでいきたいというのがきっかけでした。

ーー今後の活躍に期待ですね。

塩川氏 今年度は11月始めから来年3月にかけてダンスなどの集中レッスンを行うほか、各施設の慰問と米沢市雪灯篭まつりのボランティアを計画しています。そして来年の米沢上杉まつりでのデビューに向けて準備を進めていきたいと思います。合わせ、地元の高校生に依頼して衣装のデザインを行っています。加藤マチャアキさんが楽曲の制作も手がけており、米沢市政100周年の公募曲「ぼくたちのまち米沢」をヒップホップ風にアレンジしたものや有名歌手のカバー曲、オリジナルの楽曲2曲を制作しているところです。

 特に、今回のこだわりとしては、親しみが持てるように個人のアイドルネームも検討しているほか、今月の市報には、ACB48米沢(仮称)の正式名称を公募させていただく予定です。結果は12月に発表したいと思いますので、楽しみにしていてくださいね。

 ある方からは「うちの地区から選ばれた子を地域で応援したい」という声もお伺いしています。米沢だけでなく、地区の社会貢献アイドルとしても活動が期待され、気運を盛り上げに繋がっていると感じました。地域の人たちを巻き込みつつ、女の子たちがキラキラと輝いて歌う姿をぜひ応援して頂ければと思います。

しおかわともこ
 昭和33年、米沢市生まれ。県立米沢東高校、福島女子短期大学(現福島学院大学短期大学部)を卒業後、家業・塩川織物を継ぐ。現在は塩川織物内のダンススタジオ201・202を経営する。